1987-06-04 第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
○説明員(三島健二郎君) ただいま申し上げましたように、警察といたしましては警察活動、警察目的を達成するための活動を行います上に、当然のことながら合法的な手段を用いているわけでございまして、違法な行為、例えば違法な盗聴を行うということはやっておりません。
○説明員(三島健二郎君) ただいま申し上げましたように、警察といたしましては警察活動、警察目的を達成するための活動を行います上に、当然のことながら合法的な手段を用いているわけでございまして、違法な行為、例えば違法な盗聴を行うということはやっておりません。
○説明員(三島健二郎君) ただいま御指摘のケースは十日町事件というものであると思いますが、これにつきましてはただいま御指摘のとおり昭和二十八年七月十七日東京高裁におきまして、この行為につきましては、これは当時の捜査目的のために秘聴器を使ったというケースでございますけれども、適法なる秘聴器の使用であるという結論が出ているところでございます。
○三島政府委員 まず第一点でございますが、告訴事案についての処理ということでございます。 警察の基本的な姿勢は、右翼事件に限らず、いかなる違法行為に対しましても厳正に対処していく、いかなる違法行為であっても看過しない、こういう基本姿勢でもって取り締まりに当たっておるところでございます。告訴事件につきましても、当然のことながら、警察といたしましては鋭意努力をいたしまして、できる限り早く解明、検挙するということでもって
○三島政府委員 ただいまの御質問の内容で、五十七年、五十八年当時は右翼の検挙件数が大変ふえている、その後減っているがどういう理由かということでございますが、御承知のとおり、五十七年には商法の改正がございました。その関係で、右翼団体各団体がそれぞれ資金難に陥ることを恐れて右翼であることをみずから相当強く誇示しなければならない、こういう立場に置かれまして、街頭宣伝活動等が相当活発化いたしました。そのために
○政府委員(三島健二郎君) この事件につきましても、令状によりまして必要な捜索、差し押さえをいたしましたが、当時捜査の必要から必要だと考えられたものにつきましての差し押さえをいたしておるところでございます。
○政府委員(三島健二郎君) ただいま御指摘の事件で捜索、差し押さえを行った事実はございますが、差し押さえました内容物等につきましては、これは証拠物そのものでございますので、内容につきまして御答弁するのは差し控えさしていただきたいと思います。
○三島政府委員 ただいま御指摘の事件は、この十月十四日に東京地検のあのわきから、これは戦旗荒派でございますが、火炎瓶に柄をつけたものを発射して、それが霞が関一丁目の交差点まで届いたといったふうなものであります。これにつきましては確かに、成田に関連いたします情勢、それからまた国鉄改革をめぐりまするところの反対の動き等を踏まえまして、警視庁といたしましても警備態勢をしいておったところであります。あの周辺
○三島政府委員 このようなゲリラ事件に対しまして、警察といたしましては、その総力を挙げて実はこれに取り組んでいるところでございます。特に、サミットの時期にあのようなゲリラが多発をいたしたわけでございますので、サミット直後に直ちに警察庁長官通達を全国に発しまして、ゲリラに対しまして警察が全総力を挙げてその取り締まりあるいはゲリラを行いますところの極左の非公然組織の発見、壊滅に努力をするように指示をいたしたところであります
○三島政府委員 お答えいたします。 最近のゲリラの傾向でございますが、昨年、六十年一年間におきまして八十七件のゲリラが起きております。それからまた、本年に入りましてから、既に八十四件の発生を見ておりますが、先ほど先生御指摘の、けさ起きました事件二件につきましては、現在、現場で確認中でございます。その数字はこの中に入っておりません。したがいまして、千葉県下で起きましたけさの事件がゲリラということで認定
○政府委員(三島健二郎君) 現に、極左暴力集団は、早い時点、三月の後半でございますが、三月の二十五日には既に皇居並びに半蔵門に対しまして火炎物を発射するといったふうなゲリラを現に敢行いたしまして、彼らはこれは天皇御在位六十周年あるいはサミットに向けてのゲリラ攻撃であるということを言明いたしたわけであります。それから、さらにまた、三月の三十一日には赤坂の御用地に対しまして金属弾が発射されるというゲリラ
○政府委員(三島健二郎君) 極左暴力集団の各派につきましては、それぞれ爆砕するという言い方でそれぞれの反対の姿勢を示しておったわけでありますが、具体的内容につきましては、具体的なものは入手のできない状況でございます。 ただ、過去に極左暴力集団の行っておりますゲリラ活動を見ますると、先ほど申し上げましたように、現に発射物を用いて重要防護対象に発射物を発射するといったふうなゲリラ事件が、例えば既に昨年
○政府委員(三島健二郎君) お答えいたします。 東京サミット及び天皇陛下の御在位六十年式典につきましては、極左暴力集団の各派がこれを絶対に爆砕するという言い方で大変厳しい反対の姿勢を示してきておったところでございます。特に、極左暴力集団各派は、既に数多くのゲリラ活動を行ってきておりまして、特にいわゆる飛び道具と申しますか発射弾を用いてのゲリラであるとか、あるいは国鉄線に対しまするライフライン攻撃のような
○政府委員(三島健二郎君) 今回の天皇在位六十年記念式典並びにサミットの会議に対しましては、極左暴力集団がこれを一体のものと見て、この催しを粉砕する、爆砕するという言い方をしておるわけであります。彼らが爆砕するという内容は……
○政府委員(三島健二郎君) 先ほど申し上げましたように、警視庁におきまして捜査本部を設置いたしまして現在捜査中でございますが、何分にも現段階では事件が発生してからまだ余り間がたっておりませんので、いずれにいたしましても、幅広い、例えば、周辺の聞き込みであるとかあるいは入居者の割り出し捜査であるとかあるいは遺留品の捜査であるとか、さらにはあの発射弾の内容、あるいは犯行声明を出したという点から見て中核派
○政府委員(三島健二郎君) 今回の天皇陛下御在位六十年記念式典及びサミットの会議に対しまして極左暴力集団はこれを絶対爆砕するという主張をいたしまして、前段の早い時点からいわゆる飛び道具等を使ってのゲリラ活動を繰り返してきたわけであります。これに対しまして、警察といたしましては全警察の総合力を発揮いたしまして警備の万全を期するべく努力をいたしたところであります。幸い参加国の首脳の身辺の安全、会議の平穏
○三島政府委員 警察は、国の治安維持につきましてその責任を有する立場でございますから、今御指摘のようなクーデターなどを含めましていかなる事案に対しましても、警察力を最大限に発揮をいたしまして治安の確保に努めるという立場でございますから、当然のことながらそのような事態に対応して警察の最大の力を発揮して、その鎮圧並びに治安の回復に努めるということになると思います。
○三島政府委員 お答えいたします。 極左暴力集団のそれぞれ構成員等の実態を把握するということは大変難しい面がございまして、御存じのように、極左暴力集団は公然面と非公然面がございますが、非公然面は大変把握が難しい。しかし、公然面につきましても、公然とはいいながらも、彼らが例えば公然活動であるデモ、集会に出ます場合にはヘルメットをかぶり覆面をしサングラスをかける、こういう状態でございます。そういう意味
○三島政府委員 極左暴力集団につきましては、今回のサミット会議及び天皇在位六十年記念式典を爆砕するという言葉でもって激しい反対行動を展開することを言明いたしておりまして、そのためにゲリラ活動をするというような言動をしていたわけでありますので、そのようなゲリラが発生するという可能性は考えておりました。したがいまして、三月の早い時点から既に警戒態勢をとっていたところでありますが、具体的なそのようなゲリラ
○三島政府委員 ただいま御指摘の中で四月十二日の羽田及び成田空港に対しますゲリラ事件の犯人を二名割り出して、現在逮捕すべく追及中でございます。
○三島政府委員 お答えいたします。 極左暴力集団によりますゲリラの発生件数は昭和六十年中は八十七件ございました。また、本年に入りましてから現在まで二十二件の発生でございます。 これに対しまして検挙の状況でございますが、六十年中の検挙は三件、五十名ということでありまして、その中には、一昨年九月十九日に自民党放火事件がございましたが、その犯人を検挙いたしておるところでございます。また、昨年の十一月二十九日
○三島政府委員 昨年から大変ゲリラのやり方、質が変わってまいっておりまして、先ほど御紹介申し上げました去年の四月十二日の発射弾につきましては約千メートル近い距離を飛ぶ発射弾であるということであります。したがいまして、その後の警備につきましては従来の警備の考え方を相当変えまして、そのような飛び道具に対応するための警備ということでずっと研究、検討を続けてまいったわけであります。そして今回の東京サミット並
○三島政府委員 ただいま御指摘ございましたように、極左暴力集団各派は今回の東京サミット、それからその直前に行われます天皇陛下の御在位六十年記念式典を一体のものととらえまして、これを絶対爆砕ということを言っているわけであります。そして、彼らとしてはこのテーマを本年最大の闘争課題として取り組むということで、早い時点から激しい反対の姿勢を示してきておったところでございます。 そういう点から、警察といたしましても
○政府委員(三島健二郎君) ただいま御指摘の新聞の記事と申しますのは、三月の四日に長野県警察が松本市内で中核派の革命軍の幹部のアジトを捜索いたしたわけでありますが、その結果、そのアジトから多数の資料を押収いたしたわけであります。恐らくその資料の内容についての報道であろうかというふうに考えられますが、この押収いたしました資料は、御承知のとおり、まさにこれは捜査の証拠品でございますので、したがいまして、
○政府委員(三島健二郎君) まず、事務的なことをお答え申し上げたいと思いますが、警察といたしましては、もちろん会場の決定をする立場にはございません。しかし、警察といたしましては、どのような場所で行われることになりましても、当然のことながらその場所、環境、条件等に応じまして必要な、十分な詰めを行って警備の万全を確保していくということがその任務でございますので、警察といたしましては、今回の場合も十分な事前
○政府委員(三島健二郎君) 東京サミット並びに天皇陛下の御在位六十年記念式典に対しましては、極左暴力集団各派がそれぞれ絶対爆砕というような言葉を使いましてこれに対する激しい反発の姿勢を示しているところでございます。そういう姿勢に基づきまして極左暴力集団は早い時点から各種の機関紙等におきますところの宣伝を行い、それからまた最近においてはゲリラ活動に出ている、こういう状況にございます。 彼らの意図は、
○政府委員(三島健二郎君) 先ほどお答えいたしましたように、極左暴力集団のこのようなゲリラ行動は、昨年の早い時点からサミット会議並びに御在位六十年の式典に対して爆砕するということで、その方針に基づいて行われているものというふうに考えられるところでございます。 したがいまして、ただいま御指摘のリビアとアメリカとの関連というものはないものというふうに我々は考えております。
○政府委員(三島健二郎君) 極左暴力集団各派は、この五月に行われます東京サミット及びその直前に行われまする天皇陛下の御在位の六十周年記念式典、これに向けまして、早い時点からこの両者は同一のものである、一体のものであるというふうに見まして、必ずこれを爆砕するということを言っているわけであります。爆砕というのは、爆発して粉砕するというような言葉ではなかろうかと思います。その意味で、今回の一連のこのゲリラ
○政府委員(三島健二郎君) きのう発生いたしましたいわゆるゲリラ事件の概要につきまして御報告申し上げます。 起きましたのは昨日の午後七時ごろでございます。これは軽四輪貨物自動車から、その荷台のビール瓶のわきに隠しておりました四個の発射装置から金属弾が発射された、こういう事件でございます。この金属弾と申しますものは、中に火薬あるいは爆発物等が入っているものではございません。全く金属の塊でございまして
○三島政府委員 お答えいたします。 一昨日に発生いたしました事件でございますが、これは午後一時十五分ごろであります。二件のゲリラ事件がほぼ同時に発生をいたしたわけであります。 その一つは、皇居の半蔵門付近において発生いたしました。普通乗用車のトランク内に設置をいたされました時限式の発射装置によりまして火災物が三本発射されたものと考えられておりますが、現実にはそのうちの二本が半蔵門の中に入りまして
○三島政府委員 ただいまの問題につきましては、昨年の十二月二十七日の閣議におきまして、外務省から各省庁の協力を要請されておりまして、警察といたしましても積極的にこれに協力をするという姿勢でございます。現在、全国の各機動隊に機動救助隊というのを編成してございますが、その中から適宜国際救助隊を編成いたしましてこれに呼応するという形でございます。編成、派遣あるいは訓練、装備、資機材、法的根拠等につきましては
○三島政府委員 ゲリラと称しますのは根源的にはそれであると思いますけれども、我々がゲリラ活動と申しておりますのは、極左暴力集団等が突発的な形でもって攻撃をしかけ、それによって彼らの目的を達しようといったふうな場合に使っている言葉でございます。
○三島政府委員 最初に白いワゴン車の周辺におった者たち、これは明らかにゲリラ活動をするために集まったものと考えられます。と申しますのは、背広を着ておって一見普通人のように装っておりましたが、それがただいま申し上げたワゴン車の中にある武器とドッキングをいたしまして、そして武装をしたということであります。そして彼らのねらいが結果的には浅草橋駅にあったということは、彼らの行動から見て判断できるということであります
○三島政府委員 お答えいたします。 ただいまの浅草橋駅付近の状況でございますが、この状況を少しく詳しく申し上げますと、二十九日の午前六時三十五分に一一〇番が入ったわけであります。内容といたしましては、左衛門橋付近に三、四人の不審者がいる、こういう話でございました。したがいまして、直ちにこの一一〇番を聞きつけました警察官が自動車であるいは自転車で現場に到達いたしております。三十五分の入電に対しまして
○政府委員(三島健二郎君) ただいまの浅草橋付近におきます事象といたしましては、御説明申し上げますといささか時間がかかるわけでありますが、実はあの周辺では幾つかの事態が起きているわけであります。 まず最初の段階で申し上げますと、六時三十五分ごろでありますが、あの浅草橋駅の近くの左衛門橋という近くの小公園の付近に一台の不審な車があるということで一一〇番を受けたわけであります。そして、それに対しまして
○政府委員(三島健二郎君) 御指摘の点は、二十九日の未明に起きました勤労千葉のストライキをめぐります支援という形でのゲリラ闘争に関連しての御質問だと思いますが、これにつきましては全体で三十四件に及ぶゲリラ活動が全国で起きております。その間に、都内では国鉄のケーブル線が切断されるとか、あるいは浅草橋の駅が火炎瓶によって攻撃されるといったふうな事態が起きております。その中で、全体で当日四十八名の検挙を出
○政府委員(三島健二郎君) 御指摘の件につきましては、護送の前に県本部の広報官から各報道機関に対しまして取材等を自粛するように要請いたしました。さらに、実際の護送に当たりました捜査員におきましては、最初の列車中、また引き継ぎまして飛行機の護送中におきまして、再三にわたり報道関係者に対しましてインタビュー等を行わないように協力を要請したわけでありますが、例えば、飛行機につきましては数十人という報道関係者
○三島政府委員 こういうゲリラを敢行いたします組織は、極左暴力集団の中でもいわゆる公然部門と非公然部門と分けますと非公然部門に属するものであります。この非公然部門に対する捜査というものは、過去にも、例えば本年に入りましてから既に五十一件のゲリラが成田空港関連等でも発生しているわけでございますが、その捜査等を通じまして何としてもそのゲリラの根拠をつきたい、その根本的な組織に対してメスを入れたいということで
○三島政府委員 お答えいたします。 こういうゲリラ活動等の事前情報の入手につきましてはいろいろな形で実は努力をしてきているところでございますが、先ほどもちょっと申し上げましたように、こういうゲリラ活動を行う者はいわゆる極左暴力集団の中でも非公然組織に属しているものでございます。それだけに情報の収集というのは大変難しい状況でございまして、これにつきましては、日ごろから警察といたしましてはいろいろな手段
○三島政府委員 お答えいたします。 国鉄千葉動力車労働組合、これは通称勤労千葉と言っておりますけれども、この組合は国鉄の分割・民営化反対、それから十万人首切り阻止というようなことを主張いたしまして、昨日の十一月二十八日の正午から総武線の緩行線及び快速線につきまして二十四時間のストライキに突入したわけでございます。このストにつきましては、昨日は国鉄側での列車運行の確保が約八〇%くらいありましたので、
○三島政府委員 成田の情勢につきましてはただいま先生御指摘のとおりでございますし、先ほど私も御説明申し上げたとおりでありますが、まさに彼らの戦術というものは大変エスカレートしております。これに対しまして警察といたしましては、全警察の総力を挙げまして彼らの現場におきますところの不法行為等に対しましては厳正、的確に対応いたしまして、何としても違法行為があれば必ず検挙する、こういう姿勢でもって対処してまいりたいと
○三島政府委員 お答えいたします。 極左暴力集団、一般には過激派と言われておりますが、この連中はこのサミットに対しまして既に革命軍の総力を挙げて東京サミットを爆砕するという言い方をしております。爆砕というのは爆破粉砕という意味だと思いますが、そういう言い方をしておりまして、このサミットに対しまして大変厳しい姿勢を持っているところであります。したがいまして、サミットへ向けまして極左暴力集団がゲリラ的
○説明員(三島健二郎君) 警察の立場といたしましては、現在あります軽犯罪法等を活用いたしまして、できる限りの社会の静ひつというものを確保しているわけでございます。同時にまた国会等、特に国会の審議ということで非常に公共性の高い場でございますから、その周辺につきましては、そのような法律の活用による検挙のみならず、必要な規制措置ということも行っている状況でございます。国会周辺につきましても、これは国会周辺
○説明員(三島健二郎君) この騒音の取り締まりにつきましての立法、これは騒音ということになりますると、所管としては環境問題ということになろうかと思いますので、必ずしも警察独自の問題ではないわけでございますが、その意味では関係省庁の間での連絡というものをしていかなければ結論が出ないことだと思いますけれども、いずれにいたしましても法律規制そのものには大変大きな問題があるということが過去の研究等でもわかっておりますので
○説明員(三島健二郎君) ただいま寺田委員御指摘のように、最近の右翼活動を見ておりますと、国防問題、憲法問題、あるいは北方領土の問題、あるいは教育問題、さらには最近発生いたしましたスパイ事件等に関連いたしまして、大変敏感にこれらに反応いたしまして、各方面に対しまして批判あるいは抗議あるいは街頭活動、宣伝活動を行っているわけでありまして、これに伴いまして大変違法行為を多く発生さしているという状況下にございます